■スピリチュアリズムってなに?


19世紀半ば、アメリカのハイズビルという場所に住むフォックス家に起こった現象にさかのぼります。これを読まれているあなたは「ラップ現象」というものはご存知でしょうか?家がきしんだ音のような、乾いた感じのピシッ、ピシッと鳴るあれです(としか言いようが無いのですが、たくさんの方が聞いた経験があると思います。テレビの心霊番組で耳にしたことのある方もいらっしゃるでしょう)。

その家に住んで間もない一家は頻繁に鳴るその音に悩まされていたのですが、ある時姉妹の一人がその音と交信を試みたんです。「一回鳴らしてください」『ピシッ』「あなたが女性だったら一回、男性だったら二回鳴らしてください」『ピシッ、ピシッ』・・・このような質問と音のやり取りでコミュニケーションが成立したということなんですよね。

・・・こうやって振り返ってみると、これを書いている自分も、なにをやっているのだろうとちらっと思ってしまいます(笑)。でも、こうした幼稚な現象も”順序を踏まえて信用を得るため”に、必要な行為だったのだろうと思いましたし、後に語られた霊訓によるとやはりそうした計画だったようです。



そうする内に、その交信相手は殺されてこの家の地下に埋められた行商人だということが分かりました。そして実際に伝えられた場所を掘り起こしてみると、その行商人らしい骨や頭髪が発見されたのでした。この事件は全米を騒がせ、やがてヨーロッパまで飛び火しました。

単に民衆が騒いだに留まらず、当時の一流の、ノーベル賞を受賞したような科学者までがそうした現象を研究するようになりました。科学がめざましい発展を遂げた時代だったからでしょうか。先進国でそういう流れになっちゃったんですね。

・・・この辺りの事実は何故だか歴史に埋もれてしまっていて、今こうした事件を知っている日本人はかなり少ないと思うのですが、とにもかくにも様々な実験の結果、数多くの科学者や言論人達は目に見えない活動をする存在、すなわち”霊”の存在を肯定する意見を発表したのでした(ラップ音ははじまりに過ぎず、この時代には様々な物理的霊現象が多発したそうです。部屋にある物が飛び上がったり、物質が出現したり、なかには物質化した人霊が現れるなどというにわかには信じがたい現象もあったそうです。スピリチュアリズム関連の本にはそうした現象の写真が収められています)。



霊というものが存在しているということは分かった、死後の世界というものがあるらしい。”では、それを知った我々はこの世をどう生きるべきなのだろうか?”人々は自然な流れでそう思うようになりました。霊媒(れいばい)という、人間の口などを使って霊が語るという現象は既にあちこちで見られ学者の研究対象だったのですが、人々の期待に応えるかのようにそのうち教訓めいた事を言い出す霊が現れました。

その最も代表的なものがこのサイトで扱うシルバーバーチと呼ばれる霊であり、心霊現象から霊訓まで、一連の心霊研究から得られた知識と、それに伴う活動を総称してスピリチュアリズムと呼んでいるようです。



長い文章だと誰も読んでくれないと思ったので^^; 要点を簡潔にまとめてみましたが、どのような感想をもたれましたか?上述した文章に疑問を持たれ、尚且つ興味を惹かれたという方は、まず最初にスピリチュアリズムの歴史を解説した本を読まれるのが良いと思います。

「そんな馬鹿な」と思う気持ちは大切です。理性が拒否したなら、その時点で無理をして読む必要はありません。無条件に受け入れろなどと言ったら宗教になってしまいます。お布施も団体組織も必要ありません。ご利益もありません。どうかそうしたものではないことを最初にご理解ください。強いて言うなら・・・『道徳』。真の道徳。こんな風に言えるような気がします。



本屋に入ればたくさんの生き方指南本が山積みされ、そうした本は時折ベストセラーにもなりますが、あなたは読まれた経験はあるでしょうか?

『自分を愛することが大切』
『自分を癒す』
『こうすれば良いことがある』
『こう考えれば楽になる』...etc.


経験のある方、それらが本当にためになった事はありましたか?一時気分が高揚して冷めて、また答え探しに精を出す。生きづらさや抑鬱からいつまでも離れることが出来ず、延々同じことを繰り返している。時には勇気を貰って実際に行動してみるが、いつも最後には傷ばかりが増えたように感じる・・・他ならぬ僕がそうでした。

人にはそれぞれ様々な悩みがあると思いますが、そもそも人間が生きづらさを感じるのは、なんのために生きているのか分からないからだとも言えるのではないでしょうか。

良い○○に入るため、良い●●を手に入れるため・・・そう心から思える人にはこのサイトは必要ないでしょう。しかしなにをやっても満足できないという人種は確実に存在しているはずです。暗く沈んだ印象を周囲に与える人ばかりではなく、表面的にはどれだけ明るい体裁を繕っていても、日々自分でも意味不明な葛藤を抱えながら生きている方は驚くほどたくさんいるのだろうと思います。そうでなければ日本で年間3万人も自殺などしません。

この世を楽に生きる方法はありませんでしたが、生きる答えは上述した霊訓を参考にしてようやく発見できたと僕は思っています。もしあなたが以前の僕のような日々を送っていて、霊、並びに霊訓の存在を肯定するのなら、是非この先をお読みになってみてください。そしてこのサイトが霊訓書籍を愛読されるきっかけになるとしたらとても嬉しく思います。



シルバーバーチの言葉でこのページを締めくくりたいと思います。


■”理屈を言ってはいけません。そう信じればよいのです”、私はそんなことは申しません。反対に”神が与えてくださったもの(知的判断力・理性)を存分にお使いになって私をお試しなさい。しっかり吟味なさい。そしてもしも私の言うことに卑劣なこと、酷いこと、道徳に反することがあれば、どうぞ拒否なさってください”と申し上げます。2004.1.27



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